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2017年2月28日

テレビ放送「MBS News Voice」

2017年3月1日、18:15からMBS News Voiceで桜通りが放送されます。

http://www.mbs.jp/voice/

我々の住む港区磯路地域には、地域の住人の手で植え、育てられている「桜並木」があります。それは「磯路桜通り」と呼ばれ、南北(磯路3丁目~弁天3丁目) 800mに渡ってソメイヨシノとサトザクラが植えられています。

この通りは『地域住民により植えられ、管理されている桜並木は他の地域ではないもので、国の緑陰道路プロジェクトにも指定されています。地域の理解と協力によりはぐくまれている景観として貴重な地域の景観資源であり、景観面・運用面とも他のモデルになる。』として大阪市都市景観委員会の審議を経て、平成23年7月1日に都市景観資源に登録されました。

街路樹として選ばれているのは、平成22年7月の御堂筋のイチョウ並木についで2例目です。港区の新たな名物を作ろうと、官民が協働で進めるオリジナル商品「みなトクモン」を開発する事業で、平成26年2月「ご当地モン総選挙」が開催され、港区を愛する多くの方々が応募した「港区のとっておき(港区の好きなもの、おもしろいもの、自慢するもの)」410点の中から、最も港区の魅力を表現する「港区のウリ」でも「桜通り」は他の公園の桜と共に、桜の名所として選ばれました。

桜の季節には多くの方々が桜並木を見にこの地を訪れます。港区の花でもある桜が、実は行政が植えたものではなく、地域住人が維持保存のため、会費を募り、その会費から、剪定、害虫駆除剤の散布、枯葉の清掃などを行っている事実は広くは知られていません。

 

昭和38年2月に 通り沿いに住む服部さんが、海抜が低かった地域が盛り土し宅地化されたことで殺風景だった景観を少しでも明るくしたいとの思いから「八重桜を植えたい」と行政にかけ合いました。「桜の木は街路樹には適さない」と、反対され、それでも「植えたい」と何度もお願いにあがり交渉したことで「自分たちで面倒をみるのなら・・」と熱意にほだされ、植える許可をいただいた経緯があります。桂音会(桜通りを保存している通りに面した住人約80戸の会)から、その当時のお金で60万円(現在の百数十万円)を掛け、110本を植樹しました。

当初は若干の補助もあり、公園の植木の手入れの残りの薬剤を散布してくださることもあったと聞きましたが、いつの頃からか、行政の道路清掃面からも、公園を保持するための費用面からも、補助金として予算化されることなく通りに面した住民たちが守ってきました。

植樹から40年経つ現在も、剪定や害虫駆除さえも、行政には頼れません。桜並木に面した39世帯の会費だけで維持されている「桜並木」は、植樹した時代のメンバーからは代替わりし、新たに転居されて来られた方からは協力を拒まれています。今後も維持保存していくことに少しずつ限界が見えたことから、磯路地域活動協議会へ相談がありました。

花びら・落ち葉や枯れ枝の清掃、害虫の駆除など、地域住民は365日、これらの桜と向き合っています。花のきれいな数日間だけ重宝がられる桜の木を、裏方で支えている桂音会の皆様の一助になればという思いと、桜の満開に合わせて、桂音会の手により「ぼんぼり」が吊られ、夜間ライトアップが実施されます。恒例の「ぼんぼり」を飾るために必要な費用の確保さえ難しくなりつつある現状を打破したい。この2つの思いで今回のプロジェクトの立ち上げとなりました。

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